遠くまで聴く~「シェンカーの分析」実践編~

日時 2021年7月31日(土) 19時開演 21時終了予定

講師:西田紘子 先生

(zoomによるオンラインレクチャー)

【講座概要】

 旋律とは何でしょうか?

 前回の講座では、音楽家ハインリヒ・シェンカーが旋律をどうとらえたかについて、皆さんと一緒に考えました。

 今回の講座も、引き続きシェンカーに注目し、こんどは自分たちで分析を実践してみたいと思います。

 まず前回の復習として、シューマン〈トロイメライ〉の分析をご紹介します。

 そして、シェンカーの旋律概念の基礎となる非和声音について、よく知られた曲を例に、確認します。

 そのうえで、2~4小節の短いフレーズを、庭園想楽のメンバーの皆さんと一緒に分析してみます。シェンカー的な分析実践では、他人と話し合いながら解釈を深めていくことがカギになるでしょう。

 慣れてきたら、検討する小節数を少しずつ増やし、「遠聴」していきます。なじみ深い曲であっても、私たちの理解になにか変化が起きるのでしょうか。その効果を試してみたいと思います。

 前回の講座に参加していない方のご参加も歓迎です。いろいろな立場の音楽家の聴き方を通して、ご自身の聴き方をとらえ直してみませんか。




講師 西田紘子先生 略歴

九州大学大学院芸術工学研究院准教授。ロータリー財団奨学金を得て2005年より2年間、ウィーン音楽演劇大学博士課程で音楽理論・分析を学ぶ。2009年、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程(音楽学専攻)修了。博士(音楽学)。著書『ハインリヒ・シェンカーの音楽思想――楽曲分析を超えて』(九州大学出版会)、編著『ハーモニー探究の歴史――思想としての和声理論』、共訳書H. シェンカー『ベートーヴェンのピアノ・ソナタ批判校訂版――分析・演奏・文献』シリーズ、A. ハルム『フーガとソナタ――音楽の2つの文化について』(以上、音楽之友社)などのほか、オーケストラ団体の研究や演奏研究、批評活動を行っている。




参加費  

 一般2,000円 (学生1,000円)

※当日17:00以降のお申し込みは2,500円(学生1,500円)となりますので、お早めにお申し込みください。

▷ 一般2,000円

▷学生1,000円

参加方法

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----- 受講に際してのお願い -----

1. 主催者はカメラをオンにして参加する予定ですが、それぞれご事情もあると思いますので、カメラをオンにするのが難しい方はオフでも構いません(音声だけ参加も可)。ただし、お名前は実名表記でお願いいたします。ペンネーム等での参加は認められせん。

当日のイベントの様子は主催者が録画し、後日編集の上配信する予定です。ご参加の際、ご自身の顔などを映したく無い方は、カメラをオフにするなどしてください。

2. 今回はレクチャー形式になりますので、質問のある時以外は、設定を「ミュート」にして頂きますようお願いいたします。レクチャー後半に質疑応答の場を設けますのでその際に、ご発言頂けますようお願いいたします。

3. 会の運営にあたり一般的なマナーをお守り頂ける事を前提としております。暴言や他人を攻撃する行為等、会の運営を妨害していると考えた際には主催者により退室して頂くこともございますのでご了承ください。

庭園想楽

庭園想楽は、日本庭園の精神である不易流行の思想から着想した、未来につながる音楽を創造するために様々な事柄を学ぶための場です。 過去の音楽芸術の研究や、作品の制作、演奏実践等を通して今日の音楽の在り方について問い直していきたいと思います。 また「庭園想楽」に関わる人々が、それぞれの視点から音楽やその他の芸術に関わる美について考え、議論を通して新しい世界を生み出すことを目的としています。