※次回 オンラインレクチャー第5回「ベートーヴェンの交響曲を書き換えた男ー F.-J.フェティスの和声理論」

第4回のオンラインレクチャーでは、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。第5回オンラインレクチャーのご案内を致します。


講座内容

「ベートーヴェンの交響曲を書き換えた男―F. –J. フェティスの和声理論」


概要

「私は[楽譜出版業者]トゥループナのところへ駆けつけて言った。『フェティス氏はベートーヴェンと良識とを侮辱している。彼の訂正は犯罪行為だ。(略)』」(ベルリオーズ 1981: 286, [ ]は大迫)

作曲家H. ベルリオーズは、『回想録』の中でこのように述べています。

フェティス氏――F. -J. フェティス(1784-1871)は、19世紀のフランスおよびベルギーで活躍した音楽理論家です。彼は、自らが発した「調性とは何か」という問いと、その答えに従って、調性/長短音階を基礎とした和声理論を展開しました。そして、その理論を、他者の理論や実践に対しても適用し、すべてを彼自身の考える理論で説明しようとしたのです。

それでは、ベートーヴェンの交響曲を「訂正」する根拠となるほどの理論とはどのようなものだったのでしょうか。本レクチャーでは、フェティス訂正箇所の分析を交えながら、それを根拠づける彼自身の和声理論について詳しくお話しします。

<引用>

Berlioz, Hector. ベルリオーズ, エクトル

1969. Mémoires I, II chronologie et introduction par Pierre Citron. Paris: Garnier-Flammarion.〔丹治恒次郎(訳) 1981 『ベルリオーズ回想録』 東京: 白水社 : 全2巻〕



日時  8月9日  19:00~21:00


講師  大迫知佳子 先生 

お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(人文科学)。お茶の水女子大学大学院研究院研究員、ブリュッセル自由大学客員研究員、日本学術振興会海外特別研究員(ブリュッセル自由大学)、日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)を経て、現在広島文化学園大学学芸学部准教授およびブリュッセル自由大学哲学社会科学部協力研究員。主たる専門は、19世紀ベルギーの音楽理論史・音楽文化史。趣味は読書、料理、お酒を飲みながら夫と他愛ない話をすること。



場所  自宅(zoomアプリによるオンラインレクチャー)



参加費 1000円(開催経費として)



参加方法

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開演一時間前を過ぎますと、お支払い方法に関わらず講座料1,500円とさせていただきます。

<注意事項>

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また、最下部の「受講に際してのお願い」を必ずお読みください。

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----- 受講に際してのお願い -----

1. 主催者はカメラをオンにして参加する予定ですが、それぞれご事情もあると思いますので、カメラをオンにするのが難しい方はオフでも構いません(音声だけ参加も可)。ただし、お名前は実名表記でお願いいたします。ペンネーム等での参加は認められせん。

当日のイベントの様子は主催者が録画し、後日編集の上配信する予定です。ご参加の際、ご自身の顔などを映したく無い方は、カメラをオフにするなどしてください。

2. 今回はレクチャー形式になりますので、質問のある時以外は、設定を「ミュート」にして頂きますようお願いいたします。レクチャー後半に質疑応答の場を設けますのでその際に、ご発言頂けますようお願いいたします。

3. 会の運営にあたり一般的なマナーをお守り頂ける事を前提としております。暴言や他人を攻撃する行為等、会の運営を妨害していると考えた際には主催者により退室して頂くこともございますのでご了承ください。

庭園想楽

庭園想楽は、日本庭園の精神である不易流行の思想から着想した、未来につながる音楽を創造するために様々な事柄を学ぶための場です。 過去の音楽芸術の研究や、作品の制作、演奏実践等を通して今日の音楽の在り方について問い直していきたいと思います。 また「庭園想楽」に関わる人々が、それぞれの視点から音楽やその他の芸術に関わる美について考え、議論を通して新しい世界を生み出すことを目的としています。